2015/11/06

汚れっちまった悲しいオジサンは・・・





こんにちは


いつも当ブログを読んで頂き有難う御座います。


本日もカラッと湿度の低い


過ごしやすい東京です。


そして本日も秋に相応しい話題を







先日、出張中の事なのですが


洋服屋さんと言うのは大概、店のオープンは昼前後


と言うことは


ほぼ午前中は無駄に過ごさなければならないのです。




山口市で時間を潰そう、と


ネットで調べた所


中原中也記念館なるものが山口市に有るのを発見!!


これはね、行きますよ。


遠い昔文学少年だった


汚れっちまったオジサンは


迷わず行きますとも


入館料は駐車場代込みで¥320


安い!安すぎ!


まあそんなに大掛かりな館でもないんですけど


たっぷり2時間位かけて


じっくり見て来ました。


まず最初に驚いたのは


”字” です。


小学生位までは神童と言われていたそうで


その後は親の期待通りには行かないのが


こういった文化人の常ですかね?


子供が書いた字とは思えない位の書


あんな立派な字を書く子供なんて見たことないですねぇ。


それと


興味深かったのが


彼が過ごした大正から昭和の頃の新宿の街並み


なんてのがあって


こういうのを見ると無性にタイムスリップしたい


衝動に駆られます。


自分は本当はその時代に生まれるべきではなかったのか?


とか思っちゃいます。


街は今


なんかこう無機質な建物


ずっと昔っからあったかのような顔してますが


この数十年で大きく様変わりしている訳ですよね?


そして


多くの人が神社仏閣や文化遺産的な建造物を


わざわざ見に行ったりするじゃないですか?


そしてノスタルジックな気持ちになってみたり


そういう気持ちは多くの人が共感できるものなのじゃないかな?


であれば


100年後に文化遺産になるような建物


なんてものを建ててみる人がいてもいいような気がします。


私が関わっているのは衣類ですが


衣類の分野ではそういう志を持っているメーカーは有ります。


私もその末席辺りに居る訳ですが


多くの人に理解されるものでは無いかもしれませんが


人は心の片隅に


皆、ノスタルジックを感じる部分を持っているのです。


無機質な物に囲まれて無機質に生きるより


濃密な人生を送りたい


1度しかない人生だもの




汚れっちまった悲しいオジサンは


思ったりもするのです。


と言うことで


みんな浮かれ気分の金曜日


TOPAZで少しだけノスタルジックな気分に浸ってみませんか?


20時位まで


いや


言って頂ければ何時まででも


皆様のお越しをお待ちしております。


では