2014/02/17

覚醒 ~文学編~



こんにちは


本日は晴れ渡っております、東京。


今週も、雪の予報です。


未だ、列車や車やホテル、はたまた、集落ごと孤立している場所もあります。


自分も14日の金曜日に松本から何とか帰って来た身です。


夕方、松本駅に着いた時点で中央線の特急電車は運休となっていました。


もし、ギリギリで特急電車もしくは高速バスに乗っていたら


未だ閉じ込められていたのだと思うとゾッとします。


知人も孤立しているとのこと、早急な復旧を願うばかりです。


で、文学への目覚め、と言えるかどうか分かりませんが


小学6年生の頃だと思います。


まだ、真面目で成績優秀、スポーツ万能少年だった頃。
(自分で言うのは勝手でしょ!)





北 杜夫先生   楡家の人々


読みました。内容は全然覚えていませんし、再読しようとも思いません。


家の書棚にあった、分厚くて字が細かくてしかも2段になってて非常に読み応えのありそうな本


それが、楡家の人々でした。


小学生にとっては苦行以外の何ものでもありませんでした。


とにかく、夏休み中に読み切る、という目標を達成するために文字を追いかけるだけの作業でした


しかし、これを読みきったので何でも読めるぞ!という自信がつきました。


で、



中学生の頃、読みきった想い出深い本が、


五木寛之先生の、青春の門


5篇、それぞれ上下、計10冊読み切りました。


こちらは、苦痛もなく、面白く読んだ記憶があります。


そして、強く思いました。東京の大学に入ってオレもシンスケ(字は忘れました)みたいに


なりたい。と


もっと、早く生まれて、まだ日本中が激動期の頃を味わいたかった。


と、思ってました。


実際の学生生活はただもう自堕落な4年間でむしろ社会人になってからの方が


激動です。


そりゃおかみさんにも愛想つかされてもしょうがないです。
(離婚はしてません、御心配無く)





そして、内容的に読んでいて苦痛な本。


島尾敏雄先生の 死の棘


これは大人になってから読んだ本ですが、苦痛で思い出した本です。


読んでいると滅入ってきます、苦痛です、しかし読み続けてしまいます。


映画化されております。滅入りたい人、落ち込みたい人にお勧めです。


週の頭にふさわしい内容のブログとなりました。


さっ今週も張り切って、滅入って、落ち込んで、またまた張り切って行きましょ!!


人生そんなことの繰り返しでしょ!!


では、本日も20時迄、お待ちしております。


どんな遠藤が待ってるかは来てのお楽しみです!!