2013/12/07

VINTAGE SWEAT





こんにちは



本日も大変晴れ渡った爽やかな東京です。



SWEAT押しのTOPAZとしては



ちょっとだけVINTAGEを考察してみようと思います。



まず、こちら






1940年代のJC PENNY




2本針仕様

Vガセットはフロント、バック共に入ったいわゆる両V





前後共に嵌め込み式のガセット

ネックのフライス付けは、恐らくWOOLY糸ではないかと思われます。

非常に美しいです。

ここだけ見ながら一杯行けます!?







続きまして、同じく40年代の総2本針の両V






フリーダムスリーブ





こちらも嵌め込み式のガセット




そして、50年代の4本針仕様

フラットシーマー、つまり縫い目が平坦ということです。

地肌に直接着ても肌に優しかったり、縫い目のゴロつき感が解消されたり

優れものなのですが、

作業効率というか、非常に縫うスピードが遅いミシンなんです。

でも、特に子供の肌着とかには向いているので

墨田区、江東区界隈の工場さんは古~いフラットシーマーのミシンが残ってたりします。




叩きつけのフロントだけのVガセット




そして、ちょっと端折りますが、

70年代のCHAMPIONのREVERSEWEAVE

長年着倒していくと縦方向に縮み、横方向に伸びていくと言う欠点を

改良すべく、見頃の生地を横使いにして、脇のハギの部分に

フライスを使用するという大胆な手法。




にしても、アームホールが太っっ!





以前は、こういったVINTAGEを何とかそのままリプロダクトすることに


情熱を捧げてきましたが、これらを否定するわけでなく


認めた上で、いいトコ取りしてってゆー気持ちです。


今は。


店頭の商品が寂しくなってきたので、古着を少しだけ店頭に並べてみました。



ではでは、本日も薄暗がりの中お待ちしております。