こんにちは
本日も大変晴れ渡った爽やかな東京です。
SWEAT押しのTOPAZとしては
ちょっとだけVINTAGEを考察してみようと思います。
まず、こちら
1940年代のJC PENNY
2本針仕様
Vガセットはフロント、バック共に入ったいわゆる両V
前後共に嵌め込み式のガセット
ネックのフライス付けは、恐らくWOOLY糸ではないかと思われます。
非常に美しいです。
ここだけ見ながら一杯行けます!?
続きまして、同じく40年代の総2本針の両V
フリーダムスリーブ
こちらも嵌め込み式のガセット
そして、50年代の4本針仕様
フラットシーマー、つまり縫い目が平坦ということです。
地肌に直接着ても肌に優しかったり、縫い目のゴロつき感が解消されたり
優れものなのですが、
作業効率というか、非常に縫うスピードが遅いミシンなんです。
でも、特に子供の肌着とかには向いているので
墨田区、江東区界隈の工場さんは古~いフラットシーマーのミシンが残ってたりします。
叩きつけのフロントだけのVガセット
そして、ちょっと端折りますが、
70年代のCHAMPIONのREVERSEWEAVE
長年着倒していくと縦方向に縮み、横方向に伸びていくと言う欠点を
改良すべく、見頃の生地を横使いにして、脇のハギの部分に
フライスを使用するという大胆な手法。
にしても、アームホールが太っっ!
以前は、こういったVINTAGEを何とかそのままリプロダクトすることに
情熱を捧げてきましたが、これらを否定するわけでなく
認めた上で、いいトコ取りしてってゆー気持ちです。
今は。
店頭の商品が寂しくなってきたので、古着を少しだけ店頭に並べてみました。
ではでは、本日も薄暗がりの中お待ちしております。